外壁の配管まわりから雨漏り?見落とされやすい「貫通部」の劣化を解説


マンションやホテル、ビルで雨漏りが起きたとき、外壁のひび割れや屋上防水だけが原因とは限りません。

意外と見落とされやすいのが、**エアコン配管やダクトなどが外壁を通っている「貫通部」**です。

結論から言うと、配管そのものに問題がなくても、その周囲のシーリングや防水処理が劣化することで雨水が侵入する場合があります。

外壁の「貫通部」とは?

貫通部とは、外壁に穴を開けて設備などを通している場所です。

例えば、

  • エアコンの配管
  • 換気ダクト
  • 電気配線
  • 給排水管
  • ケーブル類

などがあります。

こうした場所では、配管と外壁の間から水が入らないようにシーリングなどで防水処理されています。

Q. なぜ配管まわりから雨漏りするの?

屋外にあるシーリングは、紫外線や雨風の影響を受け続けます。

時間が経つと、

  • シーリングが硬くなる
  • ひび割れる
  • 外壁との間にすき間ができる
  • シーリングが剥がれる

といった劣化が起こることがあります。

そこへ風を伴った雨が当たると、わずかなすき間から雨水が侵入する可能性があります。

「雨の日だけエアコン付近が濡れる」は要確認

室内のエアコン付近に水が出ると、最初にエアコン本体の故障を疑うことがあります。

もちろん結露やドレンホースなどが原因の場合もあります。

一方で、

「強い雨の日だけ濡れる」
「風向きによって症状が変わる」

という場合は、外壁側からの雨水侵入も確認する必要があります。

症状だけで原因を決めつけないことが大切です。

高所の貫通部は地上から確認しにくい

ホテルやマンションでは、5階や8階などの外壁にエアコン配管やダクトが設置されていることがあります。

地上から見上げても、シーリングに数ミリのすき間があるかまでは確認できない場合があります。

建物の条件が合えば、ロープアクセスを利用して高所の貫通部へ近づき、

  • シーリングの状態
  • 周辺のひび割れ
  • 外壁の状態
  • 雨水が流れた跡

などを確認できる場合があります。

Q. 配管まわりだけ補修できる?

原因がその周辺に限定されていれば、部分補修で対応できる可能性があります。

例えば、劣化したシーリングの補修や周辺外壁の補修などです。

ただし、「配管の周りが怪しい」という理由だけでシーリングを追加するのではなく、周辺も含めて確認することが重要です。

雨漏りの侵入口が別の場所にある可能性もあるためです。

ロープアクセスなら必ず足場不要?

必ずではありません。

一ヶ所や数ヶ所の高所補修ではロープアクセスが適している場合がありますが、施工範囲が広い場合や安全に作業できない条件では、足場や高所作業車を選択することもあります。

足場を使わないことではなく、安全に必要な補修を行うことが最優先です。

まとめ

雨漏りの原因を探すときは、屋上や外壁だけでなく、配管・ダクトなどの貫通部も確認することが大切です。

特に大阪のホテル、マンション、ビルなどで「高所の配管付近から雨漏りしている」「強い雨の日だけ室内が濡れる」といった症状がある場合は、外壁側に原因がないか確認することも一つの方法です。

Bcolorでは大阪を中心に、ロープアクセスによる高所の雨漏り調査、シーリング補修、外壁補修、部分補修に対応しています。

高所の一ヶ所だけでも、まずは原因を確認し、必要な範囲に合わせた施工方法を検討することが大切です。

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