マンションで1室だけ雨漏りしたら建物全体の工事が必要?部分補修で対応できるケース


マンションで「7階の1室だけ雨漏りしている」といったトラブルが発生すると、

「外壁全体を改修しないといけないの?」

と心配されるオーナー様や管理会社様もいると思います。

結論から言うと、1室の雨漏りだけで、すぐに建物全体の改修が必要とは限りません。

原因と劣化範囲を確認したうえで、部分補修で対応できるケースもあります。

まず「どこから入っているか」を確認する

例えば窓の上から雨水が出ていても、原因がその窓とは限りません。

外壁側では、

  • サッシまわりのシーリング
  • 外壁のひび割れ
  • 外壁材の目地
  • 換気口や配管の貫通部
  • 上階や周辺の取り合い

なども確認する必要があります。

雨水が建物内部を移動してから室内へ現れる場合があるため、漏れている場所と雨水の侵入口を分けて考えることが重要です。

Q. 1室だけなら、その部屋の外側だけ直せばいい?

これも原因によります。

調査した結果、劣化箇所が限定されていれば、その周辺だけを補修できる可能性があります。

例えば、

シーリング補修 → ひび割れ補修 → 必要な範囲の部分塗装

といった施工です。

一方で、同じ種類の劣化が建物全体に広がっている場合は、一ヶ所だけ直しても別の場所で問題が発生する可能性があります。

この場合は、部分補修と全体改修のどちらが適しているかを検討します。

大規模修繕までの「つなぎ」として補修する方法も

「大規模修繕は2年後の予定。でも現在の雨漏りを2年間放置するわけにはいかない」

このようなケースもあります。

原因と施工範囲によっては、まず雨漏りしている箇所を部分補修し、予定している大規模修繕まで建物を維持するという考え方もあります。

ただし、部分補修でどの程度対応できるかは建物の状態によって異なります。

高層階の1室ならロープアクセスも選択肢

例えば8階の1室だけ外壁側を調査・補修したい場合、そのためだけにマンション全体へ足場を設置すると工事規模が大きくなることがあります。

建物の形状や安全条件が合えば、ロープアクセスで対象となる外壁へ近づき、調査から部分補修まで行える場合があります。

足場を設置する範囲を抑えられる可能性があるため、高所の限定的な補修では検討しやすい方法です。

ただし、広範囲に劣化している場合やロープアクセスに適さない建物では、足場や高所作業車を使用する方が適切なケースもあります。

Q. 部分補修と全体改修、どう判断する?

ポイントは「雨漏りしている部屋数」だけではありません。

劣化している範囲・原因・建物全体の状態・今後の修繕計画まで合わせて考えることが重要です。

1室だけ漏れているから部分補修、という機械的な判断ではなく、まず現状を確認してから工事範囲を決めます。

まとめ

マンションで1室だけ雨漏りしたからといって、必ず建物全体を工事する必要があるとは限りません。

原因と劣化範囲が限定されていれば、外壁の部分補修で対応できる可能性があります。

Bcolorでは大阪を中心に、マンション・ホテル・ビルなどの雨漏り調査、外壁補修、シーリング補修、部分塗装、ロープアクセスによる高所作業に対応しています。

「1室だけ雨漏りしている」「大規模修繕まで期間がある」「高層階の一部分だけ確認したい」といった場合も、最初から工事範囲を決めつけず、原因と劣化範囲を確認してから必要な施工を検討することが大切です。

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