パラペットから雨漏りすることはある?屋上の立ち上がり・笠木で確認したいポイント


マンションやホテル、ビルで雨漏りが発生したとき、屋上の床面ばかりに目が向きがちです。

しかし、雨漏りでは屋上の外周にある「パラペット」周辺も確認したい場所の一つです。

特に最上階の天井や外壁側に雨染みが出ている場合、屋上防水だけでなく、パラペットや笠木、その周辺の取り合い部分も確認する必要があります。

パラペットとは?

パラペットとは、屋上やバルコニーの外周に設けられている立ち上がり部分です。

その上部には「笠木」と呼ばれる金属製などの部材が取り付けられている建物もあります。

屋上は雨や紫外線の影響を直接受けるため、パラペット周辺も時間とともに劣化する可能性があります。

Q. パラペットのどこから水が入る?

建物によって構造は異なりますが、確認したい場所としては、

  • パラペットのひび割れ
  • 笠木の継ぎ目や周辺
  • シーリング部分
  • 外壁との取り合い
  • 防水層の立ち上がり部分

などがあります。

一ヶ所だけを見るのではなく、雨水がどの方向から入り、どこへ流れる可能性があるのかを考えながら確認することが大切です。

Q. 屋上防水をやり直せば雨漏りは止まる?

必ずしもそうとは限りません。

原因が屋上の床面ではなく、パラペットや笠木周辺にある場合、床面だけを防水しても雨漏りが改善しない可能性があります。

反対に、防水層そのものが原因となっているケースもあります。

そのため「屋上から漏れているようだから全面防水」とすぐに決めるのではなく、まず原因を確認することが重要です。

外壁側まで確認した方がよい場合も

パラペットは屋上側だけでなく、建物の外壁側にもつながっています。

そのため、屋上から確認できる範囲に異常が見つからなくても、外壁側にひび割れやシーリングの劣化などがないか確認した方がよいケースがあります。

高所の外壁側は地上から細かく確認しにくいため、建物の条件が合えばロープアクセスによる調査も選択肢になります。

Q. 一部分だけ補修できる?

原因と劣化範囲が限定されていれば、部分補修で対応できる場合があります。

例えば、ひび割れやシーリングなど必要な箇所を補修し、その周辺を適切に処理する方法です。

ただし、パラペット全体や防水層に広く劣化が見られる場合は、一部分だけの補修より広い範囲で改修した方が適していることもあります。

「部分補修で十分なのか」「全体改修が必要なのか」を状態に合わせて判断することが大切です。

まとめ

最上階付近で雨漏りしているからといって、原因が屋上の床面だけとは限りません。

パラペットのひび割れ、笠木周辺、シーリング、防水の立ち上がり、外壁との取り合いなども確認したいポイントです。

Bcolorでは大阪を中心に、ホテル・マンション・ビルなどの雨漏り調査、外壁補修、防水工事、シーリング補修、ロープアクセスによる高所作業に対応しています。

「屋上防水をしたのに雨漏りする」「最上階だけ雨染みが出る」といった場合は、屋上だけに原因を決めつけず、周辺を含めて確認することが大切です。

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