雨の向きで雨漏りする場所が変わる?風向きが原因調査のヒントになる理由


「普通の雨では大丈夫なのに、台風のときだけ雨漏りする」

「東から風が吹く強い雨の日だけ、窓まわりが濡れる」

マンションやホテル、ビルでは、このような雨漏りが発生することがあります。

結論から言うと、雨漏りは雨量だけでなく、風向きや風の強さによって症状が変わる場合があります。

この情報は、雨漏りの原因を探す重要な手がかりになります。

なぜ風向きで雨漏りが変わる?

風が弱い雨では、雨水は主に上から建物へ当たります。

しかし、風が強くなると雨が斜めや横方向から外壁へ吹き付けます。

その結果、普段は雨が当たりにくい、

  • サッシまわり
  • 外壁のひび割れ
  • シーリング
  • 換気口やガラリ
  • 配管の貫通部
  • 外壁材の取り合い

などに雨水が当たり、条件によっては内部へ侵入する可能性があります。

Q. 台風のときだけなら放置しても大丈夫?

おすすめできません。

「年に数回しか漏れないから大丈夫」と考えていても、雨水の侵入口が自然に直るとは限りません。

繰り返し水分が入ることで、周辺の仕上げ材や下地などへ影響する可能性があります。

ただし、台風時に漏れたからといって、原因を一ヶ所に決めつけることもできません。

まずは発生条件を記録することが大切です。

雨漏りしたときは「方角」を記録する

管理会社やホテルの担当者様に特におすすめしたいのが、雨漏りの記録です。

例えば、

「9月○日・強い東風・7階○号室の窓上から漏水」

というように残します。

写真や動画も一緒に保存しておくと、後日の調査で役立つことがあります。

「毎回、西風の強い日に同じ部屋で発生する」と分かれば、その方角の外壁やサッシ周辺を重点的に確認する材料になります。

Q. 雨漏りしている部屋の真裏を調べればいい?

真裏だけで十分とは限りません。

雨水は侵入した場所から壁の内部などを伝って移動し、別の場所から室内へ現れる場合があります。

そのため、

室内の漏水位置 → 外壁の状態 → 上部や周辺の取り合い

というように範囲を広げながら確認することがあります。

高所の外壁ならロープアクセスで確認できる場合も

ホテルやマンションの高層階では、原因が疑われる外壁を地上から詳しく確認できないことがあります。

建物の条件が合えば、ロープアクセスで外壁へ近づき、サッシまわりやシーリング、ひび割れ、貫通部などを確認する方法があります。

劣化箇所と雨漏りの原因が確認でき、施工範囲が限定されていれば、その部分だけ補修できるケースもあります。

ただし、建物の形状や施工範囲、安全性によっては足場や高所作業車の方が適している場合があります。

まとめ

雨漏りの原因調査では「どれくらい雨が降ったか」だけでなく、どの方向から、どの程度の風を伴って雨が当たったのかも重要な情報です。

特定の風向きで繰り返す雨漏りは、外壁のどこを調査するべきか考える手がかりになります。

Bcolorでは大阪を中心に、ホテル・マンション・ビルなどの雨漏り調査、外壁補修、シーリング補修、部分補修、ロープアクセスによる高所作業に対応しています。

雨漏りが発生した際は、すぐに補修箇所を決めつけるのではなく、日時・雨量・風向き・漏水位置などの情報を整理しながら原因を探していくことが大切です。

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