外壁にサビ汁が出ているのはなぜ?茶色い筋を放置する前に確認したいこと

マンションやホテル、ビルの外壁に、茶色や赤茶色の筋が流れていることがあります。

単なる汚れに見えることもありますが、金属部分のサビが雨水によって流れ出している可能性があります。

ただし、見た目だけで原因を特定することはできません。大切なのは「どこからサビ汁が出ているのか」を確認することです。

外壁のサビ汁はどこから出る?

建物にはさまざまな金属部材が使われています。

例えば、

  • 手すりや金物
  • ビス・アンカー
  • 看板などの固定部分
  • 配管を固定する金具
  • 外壁内部の鉄筋

などです。

これらが腐食すると、雨水と一緒にサビ成分が流れ、外壁に茶色い筋として残ることがあります。

Q. サビ汁を洗えば問題ない?

原因によります。

表面に付着したサビ汚れを落とせても、金属部分の腐食が続いていれば再びサビ汁が出てくる可能性があります。

そのため、

サビ汁を落とす → 完了

ではなく、

発生場所を確認する → 原因を調べる → 必要な補修を行う

という順番で考えることが重要です。

コンクリートのひび割れからサビ汁が出ている場合は注意

コンクリート外壁のひび割れや欠損部分から茶色いサビ汁が出ている場合、内部の鉄筋などが腐食している可能性も考えられます。

鉄筋が腐食して膨張すると、その力によって周囲のコンクリートが浮いたり剥がれたりするケースがあります。

ただし、サビ汁があるだけで鉄筋腐食や爆裂と断定することはできません。

ひび割れ、浮き、欠損など周辺の状態を合わせて確認する必要があります。

Q. 高い場所にサビ汁があったらどうする?

ホテルやマンションでは、地上から届かない場所に症状が出ることがあります。

写真である程度確認できても、

「ビスがサビているのか」
「外壁にひび割れがあるのか」
「コンクリート内部から出ているのか」

までは分からない場合があります。

建物の条件が合えば、ロープアクセスで高所へ近づき、症状が出ている部分を直接確認する方法があります。

原因が限定されていれば、部分的なサビ処理や下地補修、塗装などを検討できるケースもあります。

部分補修で対応できる場合もある

外壁にサビ汁が一ヶ所出たからといって、必ず建物全体を改修する必要があるわけではありません。

劣化範囲が限定されていれば、必要な場所だけを補修できる可能性があります。

一方で、同じ症状が建物の各所に発生している場合は、部分補修を繰り返すより広い範囲を調査した方がよいケースもあります。

まとめ

外壁の茶色い筋やサビ汁は、見た目の問題だけではなく、金属部材や外壁内部の劣化を知らせるサインになっている可能性があります。

重要なのは、汚れを隠すことではなく**「どこからサビが発生しているのか」を確認すること**です。

Bcolorでは大阪を中心に、外壁調査、外壁補修、部分塗装、雨漏り調査、ロープアクセスによる高所作業に対応しています。

「高い場所からサビ汁が出ている」「一ヶ所だけなので大規模な足場を組むべきか迷っている」といった場合も、まず状態を確認し、施工範囲に合った補修方法を検討することが大切です。

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